介護職の仕事で起こりがちなバーンアウトから立ち直る方法

介護職の世界では「バーンアウト」と呼ばれる精神的な病を患う方が多くいます。バーンアウトとは燃え尽き症候群のことで、今まで精力的に行ってきたことに対して興味が無くなってしまうことです。主な原因は過度な精神的・肉体的な疲れです。

バーンアウトから立ち直るには、まず何よりも休養が必要になります。そもそもの原因がエネルギー不足から来るものなので、同じように働き続けていては治る見込みはありません。また、バーンアウトから立ち直るのにも時間とエネルギーが必要になります。どうにかして仕事を長期間休んだり、勤務時間を短くしたりして休養の時間を摂ることです。

体力が戻ったら、何か新しいことにチャレンジしてみると良いでしょう。仕事に関することでもプライベートでも構いません。今までに経験してこなかったことを経験し、脳に刺激を与えることで活性化につながりますし、今までのルーティンを断ち切ることで新しい視点で日常を見ることができます。仕事に復帰する際も、今までとは違う役職を始めてみるといいかもしれません。

ある程度今まで通り働けるようになったら、今後の計画について考えてみましょう。疲労以外でバーンアウトの原因となっているのは、終わりの見えない将来です。未知の将来に気が付き途方に暮れてしまったという経験は誰にもあるでしょう。この状態は精神衛生上、良好な状態とは言えません。自分の人生に計画とゴールを設け、途方もない未来を定義づけていくことで、バーンアウトに負けない精神力を作ることができます。介護職に就いて間もない方や介護の仕事に興味のある方は、こちらの【介護現場に多い「バーンアウト」対策マニュアル】のようなサイトを参考にすることで、バーンアウトの対処がしやすくなるでしょう。